このサイト『インストラクターのネタ帳』に
「Word ページ設定ダイアログを表示させるマクロ」
という検索でアクセスがありました。
Wordの[ページ設定]ダイアログをVBA(Visual Basic for Applications)で表示させる方法を探している方です。
ExcelやAccessのVBA関連の情報は、インターネット上にも非常に多く存在しますが、WordやPowerPointのVBA情報はあまり多くありません。
しかし、WordはExcelと兄弟のようなアプリケーションソフトです。
違う部分が多いのも事実ですけれど、似ていることもたくさんあります。
[ページ設定]ダイアログをマクロで表示させる方法は、ExcelとWordでよく似ていることの一つです。
Excelの場合、
Application.Dialogs(xlDialogPageSetup).Show
というVBAのコードで[ページ設定]ダイアログを表示できます。
(ちょっとネット上を検索すればExcelで[ページ設定]ダイアログを表示するコードを含んだマクロはたくさん見つかるはずです。)
VBAをある程度弄っている方なら、定数「xlDialogPageSetup」の部分を変更すると、Wordで[ページ設定]ダイアログを表示できるのではないかと推測できるはずです。
Application.Dialogs(wdDialogFilePageSetup).Show
End Sub
Excelの場合「xlDialogPageSetup」でしたが、Wordでは上記のように、Application.Dialogsプロパティに定数「wdDialogFilePageSetup」を指定することで[ページ設定]ダイアログを表示できるようになります。
Excel VBAのApplicationオブジェクトとWord VBAのApplicationオブジェクトは、もちろん全くの別物ですが、Application.Dialogsプロパティに指定する引数を変更することで、さまざまなダイアログを取得できる点は似ています。
最終更新日時:2020-03-20 07:07
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