対象:Excel97,Excel2000,Excel2002,Excel2003
条件付き書式でWEEKDAY関数を使って、曜日によってセルの色を変更する方法をご紹介しました。
この方法を知った方からは、祝祭日・休日の色を変えるにはどうすればいいのかというご質問をいただきます。
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例えば、IsHolidayというようなユーザー定義関数を作って判別するという方法を考える方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの会社には国民の祝日・休日ではない休日もあります。(会社の創立記念日とか年末年始の休暇とか夏休みとか)
それらを考慮したユーザー定義関数を作るとなると、判定ロジックが複雑になってしまいます。
簡単に休日の色を変更するのであれば、休日のリストを作成しておく方法がお手軽です。
▼操作手順:休日のセル書式を変更する
※A列に日付が入力されていて休日の書式を変更する例 どこかのシートに休日の日付リストを作成し
「休日」と名前を定義する
↓
書式を設定したいセルを選択した状態で
メニュー[書式]−[条件付き書式]をクリック
↓
[条件付き書式の設定]ダイアログ−[条件1]欄の
1つ目のコンボボックスで[数式が]を選択
↓
コンボボックスの右のテキストボックスに
「=MATCH($A1,休日,0)>0」と入力
↓
[書式]ボタンをクリックして書式を設定
↓
[条件付き書式の設定]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
※A列に日付が入力されていて休日の書式を変更する例 どこかのシートに休日の日付リストを作成し
「休日」と名前を定義する
↓
書式を設定したいセルを選択した状態で
メニュー[書式]−[条件付き書式]をクリック
↓
[条件付き書式の設定]ダイアログ−[条件1]欄の
1つ目のコンボボックスで[数式が]を選択
↓
コンボボックスの右のテキストボックスに
「=MATCH($A1,休日,0)>0」と入力
↓
[書式]ボタンをクリックして書式を設定
↓
[条件付き書式の設定]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
名前の定義については、「セルに名前をつける」というネタを公開していますので参照してください。
MATCH関数は、第1引数で指定された値を、第2引数で指定された範囲や配列から探して、その値が範囲や配列の何番目にあるかを返してくれます。第3引数で「0」を指定すると完全一致したものを探します。
条件の指定はCOUNTIF関数を使って
「=COUNTIF(休日,$A1)>0」
としても同じ結果が得られます。
関連語句
特定の曜日の色を変える, 休日を赤で表示したい
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