条件付き書式を設定して、土曜日・日曜日の場合にセルの色を変更する方法をご紹介しました。
土曜日と日曜日とで別の色を指定するために、それぞれ条件を指定しましたが、同じ色でいいのならば条件を分ける必要はありません。
Excel 2007では条件付き書式に指定できる条件は無制限となりますが、Excel 2003までは条件を3つまでしか指定できないため、複数の条件付き書式を重ねて指定する場合、まとめられるものはまとめてしまう方がいいでしょう。
※A5:A35セルが日付欄、B5:B35セルが予定となっているスケジュール表で、土日だけセルの背景色を変更する例 A5:B35セルを選択した状態で
メニュー[書式]−[条件付き書式]をクリック
↓
[条件付き書式の設定]ダイアログ−[条件1]欄の
1つ目のコンボボックスで[数式が]を選択
↓
コンボボックス右のテキストボックスに
「=OR(WEEKDAY($A5)=1,WEEKDAY($A5)=7)」と入力
↓
[書式]ボタンをクリックして書式を設定
↓
[条件付き書式の設定]ダイアログ
−[条件1]欄
−[条件が真のときに使用する書式のプレビュー]
で書式が設定されたことを確認し[OK]ボタンをクリック
ポイントは、「=OR(WEEKDAY($A5)=1,WEEKDAY($A5)=7)」という条件式です。
「WEEKDAY($A5)=1」が「A5セルが日曜日なら」という条件
「WEEKDAY($A5)=7」が「A5セルが土曜日なら」という条件
をそれぞれ表していて、その2つをOR関数で括っているわけです。
ここではA5:B35セルを選択しておいてから設定する方法をご紹介していますが、A5:B5セルにまず設定して、A6:B35セルに書式のコピーをしてもOKです。
▼サンプルファイル(002224.xls 18KByte)ダウンロード
サンプルファイルでは、A1セルの年、A2セルの月を変更するとA5:A35セルの日付欄が自動更新され、2・4・6・9・11月のときに翌月の日付が表示されないようにしてあります。またA5:A13セルには、9日以前と10日以降で「月」の文字が揃うようにユーザー定義書式を設定しています。
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