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常用対数表の作り方

「常用対数表 エクセル作り方」
という検索で、このサイト・インストラクターのネタ帳にアクセスがあることに気づきました。

Excelでこのような表を作るにはどうすればいいのか、探していた方による検索キーワードです。

そもそもExcelが手元にあるのなら、LOG関数やLOG10関数を使えば常用対数(底を10とする対数)の計算はできますから、常用対数表は不要なはずです。

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わざわざ常用対数表を作りたいというのは、対数の説明をするために、学校の先生が作ろうとなさっていたのでしょうか。

Excelで常用対数表を作成する手順

Excelの複合参照がわかっていれば、以下のような手順で常用対数表を作成することができます。


▼操作手順:常用対数表を作成する
※A列に真数の小数点以下第1位まで、1行目に真数の小数点以下第2位を入力して、B2:K2セル以下に対数を表示する例
A2セルから下方向に1.0・1.1・1.2...といった数値を入力
 ↓
B1:K1セルに0から9までの整数を入力
 ↓
B2セルに
  =LOG10($A2 + B$1/100)
という数式を入力
 ↓
B2セルをK2セルまでコピー
 ↓
B2:K2セルを下方向にコピー

上記の操作を行うと下図のように、小数点以下の桁数が不揃いな状態になりますから、

常用対数表の作り方

表示桁数は適宜指定してください。

もちろんポイントは、B2セルに入力する「=LOG10($A2 + B$1/100)」という数式です。

常用対数表の作り方

A2セル以下に「1.0」「1.1」「1.2」のような真数の小数点以下第1位までが、B1:K1セルに真数の小数点以下第2位を表す「0」から「9」の整数が入力されているときに、A2セルとB1セルを参照して「1.00」の対数を、B2セルに計算するには「=LOG10(A2 + B1/100)」という数式にすればOKです。

このあと、この数式を横にも縦にもコピーするために、複合参照を設定して「=LOG10($A2 + B$1/100)」という数式にしています。

ここでは常用対数を計算する専用の関数LOG10を利用していますが、LOG関数を使って「=LOG($A2 + B$1/100)」としても、常用対数表を作成できます。

常用対数表の検算をする表を作成する

上記の手順で作成した常用対数表の、検算(逆の計算)をする表を作成してみるのも面白そうです。


▼操作手順:常用対数から真数を計算する
B2:K2セル以下に常用対数が入力されているときに、その真数をM2:V2セル以下に計算する例
M2セルに
  =10^B2
という数式を入力
 ↓
M2セルをV2セルまでコピー
 ↓
M2:V2セルを下方向にコピー

上記の操作を行うと下図のような表ができます。

常用対数表の作り方

この表と、先の常用対数表を見比べることで、常用対数表の見方をより納得でる方がいらっしゃるような気がします。

この表に入力した「=10^B2」という数式の意味を考えることで、そもそも対数とはどのような数値なのかを、より納得できる方もいらっしゃるような気がします。

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