連番の開始番号を指定するフィールドコード
対象:Word2003, Word2007, Word2010, Word2013
3月23日(土)の『特許翻訳者のためのワード再入門講座』の中で、特許明細書の段落番号を振るフィールドコードについてご紹介しました。
このフィールドコードを使って連番を振るときに、最初の番号・開始番号を変更することは可能なのかというご質問をいただきました。
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もちろん、可能です。
▼連番の開始番号を指定するフィールドコード
※開始番号を11にする例
{ SEQ 連番 \r 11 }連番の最初の番号・開始番号は上記のように\rスイッチで指定します。
連番のスタートの番号に該当するフィールドで、フィールドコードを上記のように指定して、次のフィールドコードを
{ SEQ 連番 }
とすると11の次の12が表示されます。
特許明細書の段落番号の開始番号を「0101」としたいのなら、開始番号のフィールドコードを
{ SQE 段落番号 \r 101 \#"【0000】" \*DBCHAR }
と指定して、続きは
{ SQE 段落番号 \#"【0000】" \*DBCHAR }
と指定すればOKです。
▼サンプルファイル(018356.doc 24KByte)ダウンロード
サンプルファイルには、単純な数値だけの連番と、特許明細書の段落番号の書式指定も行った連番で、それぞれ開始番号を指定するフィールドが作成してあります。
フィールドをいくつかコピーしてから、[Ctrl]+[A]キーなどで全選択してから[F9]キーでフィールドの更新を行った後、[Alt]+[F9]キーを押して表示の切り替えを行ってみてください。
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