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12桁以上の数字を入力するとエラーになる

対象:Excel97,Excel2000,Excel2002,Excel2003,Excel2007

「12桁以上の数字を入力するとエラーになるのはどうしたらいいのでしょうか?」
というご質問をいただくことがあります。

Excelの新しいブックに
「12345678901」
という11桁の数値と
「123456789012」
という12桁の数値を、
それぞれ別のセルに入力してみてください。

「12345678901」は「12345678901」とそのまま表示されますが、
「123456789012」は「1.23457E+11」といった表示になるはずです。

この「1.23457E+11」をエラーとおっしゃってるのです、先のご質問では。

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まず、、
「1.23457E+11」というのはエラーではありません。

「123456789012」
という数値を指数表示にしているだけです。

その上で、Excelでは有効桁数が15桁なので、表示形式を数値にすることで、15桁までの整数なら指数表示にせずそのまま表示できます。
▼操作手順:表示形式を数値にする
書式設定を行うセルで右クリック
 ↓
ショートカットメニュー[セルの書式設定]をクリック
 ↓
[セルの書式設定]ダイアログ−[表示形式]タブをクリック
 ↓
[分類]欄で「数値」を選択
 ↓
[セルの書式設定]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック

上記の操作を先の「1.23457E+11」と表示されているセルで行えば、「123456789012」という表示になります。

ただしExcelの仕様上、この操作で正しく表示できるのは15桁までです。

16桁以上になると数値として正しく表示することはできませんから、文字書式を設定してから入力するか、先頭に「'」(シングルクォーテーション)をつけて入力してください。

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