対象:Excel97,Excel2000,Excel2002,Excel2003
ユーザー定義書式を使って条件によって文字色を変更する方法をご紹介しました。
その際、
[黒][白][赤][緑][青][黄][紫][水]
といった色が指定できるとご紹介したのですが、実は他の色も指定可能です。
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以下の手順で、[黒][白][赤][緑][青][黄][紫][水]以外の色で表示するよう、ユーザー定義書式で指定することができます。
▼操作手順:負の値をオレンジ色で表示するよう指定する
メニュー[書式]−[セル]をクリック
↓
[セルの書式設定]ダイアログ−[表示形式]タブをクリック
↓
[分類]欄−「ユーザー定義」をクリック
↓
[種類]欄に、
「#,##0;[色46]-#,##0」
と入力
↓
[セルの書式設定]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
メニュー[書式]−[セル]をクリック
↓
[セルの書式設定]ダイアログ−[表示形式]タブをクリック
↓
[分類]欄−「ユーザー定義」をクリック
↓
[種類]欄に、
「#,##0;[色46]-#,##0」
と入力
↓
[セルの書式設定]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
ポイントは、「#,##0;[色46]-#,##0」という指定です。
「;」(セミコロン)の前の「#,##0」が正の数の表示形式、後ろの「[色46]-#,##0」が負の数の表示形式を指定していて、「[色46]」がオレンジ色を表しています。
この数字には「1」から「56」を指定することができます。
この数字が何を表しているかというと、VBA(Visual Basic for Applications)で色を変更するようなプロシージャをコーディングしたことがある方ならご存知の、ColorIndexプロパティ値です。
何番が何色をあらわしているのかは、「ColorIndexプロパティ値一覧」をご参照ください。
関連語句
文字色指定記号,ユーザー定義書式の文字色の指定記号
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