「Excel 関数式の前 文字列 表示」
「エクセルで関数の前に文字を表示するには」
といった検索が行われていることがあります。
例えばあるセルにSUM関数が入力されているときに、その計算結果の前に「合計」といった文字を表示したいという要望をいただくことがあります。
先の検索は、そのような方法を探している方によるものです。
数式の前に文字列を表示するには、大きく分類して、数式の中で文字列を追加するという方法と、セルの書式設定を行う方法との2つが考えられます。
※数式の前に「合計」という文字を表示する例
文字をつけて表示したいセルで右クリック
↓
表示されたショートカットメニューから[セルの書式設定]を選択
↓
[セルの書式設定]ダイアログ
−[表示形式]タブをクリック
↓
[分類]欄
−[ユーザー定義]をクリック
↓
[種類]欄に
「"合計 "0」と入力
↓
[セルの書式設定]ダイアログ
−[OK]ボタンをクリック
「"合計 "0」の「0」が数値の表示方法を指定する記号で、「"合計 "」が計算結果の前に表示したい文字です。
2つの「"」(ダブルクォーテーション)の間に、入力された文字が表示されます。「"合計 "」と指定した場合「合計」と半角スペースが「"」で括られているので「合計」という文字と半角スペースが計算結果の前に表示されます。
計算結果に3桁ごとのカンマを表示したいのなら
「"合計 "#,##0」
計算結果の前に「合計 \」と3桁ごとのカンマを表示したいのなら
「"合計 \"#,##0」
計算結果の前に「合計 」数字の後に「円」と表示して3桁ごとのカンマを表示するのなら
「"合計 "#,##0"円"」
と指定してください。
▼サンプルファイル(003631.xls 28KByte)ダウンロード
サンプルファイルの6行目に合計を計算する「=SUM(A1:A5)」といった数式を入力して、様々なユーザー定義書式を設定してありますので、ご確認ください。
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