「数式をセルに表示するにはどうしたらいいのでしょう?」
「セルに計算結果ではなく、計算式を表示する方法があったと思うのですがどうするんでしたっけ?」
というご質問を、ある程度Excelを使いなれている方からいただくことがあります。
2003までのExcelでセル内に数式を表示する操作
2003までのExcelでは、[オプション]ダイアログ−[表示]タブ−[ウィンドウオプション]欄−[数式]チェックボックスをOnにしたり、ショートカットキー:[Ctrl]+[Shift]+[`](アクサングラーブ)で、セル内に数式を表示させることができます。
[オプション]ダイアログをいちいち表示させるのは、面倒ですし、[Ctrl]+[Shift]+[`]というショートカットキーも、使い慣れないとちょっと覚えにくいものです。
Excel 2002や2003では、メニュー[ツール]−[ワークシート分析]−[ワークシート分析モード]をクリックすることでも、数式を表示できるようになっています。
数式タブの数式の表示コマンドから数式をセル内に表示
これがExcel 2007から、更に使いやすくなっています。
[数式]タブ
−[ワークシート分析]グループ
−[数式の表示]をクリック
Excel 2002・2003の、メニュー[ツール]−[ワークシート分析]−[ワークシート分析モード]というコマンドでは、何が起きるのかいまいち推測しづらいですが、[数式の表示]というコマンド名なら、数式が表示されるのだということが容易に想像できます。
[Excelのオプション]ダイアログでは、[詳細設定]−[次のシートで作業するときの表示設定]欄に[計算結果の代わりに数式をセルに表示する]チェックボックスが、[数式]タブ−[ワークシート分析]グループ−[数式の表示]チェックボックスに対応しています。
オプションダイアログから数式をセル内に表示する
もちろん、2003までの[オプション]ダイアログに対応する、Excel 2007の[Excelのオプション]ダイアログでも数式の表示は可能です。
ただし、[Excelのオプション]ダイアログ−[詳細設定]には、大量の設定項目が並んでいますので、[次のシートで作業するときの表示設定]欄−[計算結果の代わりに数式をセルに表示する]チェックボックスを探すのはちょっと面倒かもしれませんが下図のような箇所にあります。
ショートカットキーCtrl+Shift+`で数式をセル内に表示
2003以前のExcelで有効だった、[Ctrl]+[Shift]+[`]というショートカットキーはExcel 2007でも使えますので、ショートカットキー派の方はそのままお使いください。
最終更新日時:2020-09-17 13:04
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