Office 2007関連のブログの一つ「Microsoft Excel 12」に、Excel 2007で実装される新しいワークシート関数についてのエントリーがありました。
IFERROR
AVERAGEIF
AVERAGEIFS
SUMIFS
COUNTIFS
●IFERROR関数
このサイトではエラー表示をさせないために以下のような方法をご紹介してきました。
・ISERROR関数とIF関数を利用
・条件付き書式
・ユーザー定義関数
エラー表示をしたくないという要望はやはり多かったようで、簡単にエラー表示をしないようにしてくれるのがIFERROR関数です。
「=IFERROR(VLOOKUP("Bob", SalesTable, 3, false), "Value not found")」
といった使い方をするようです。
●AVERAGEIF関数
Excel 2003までは、条件に一致する数値の合計を求めるSUMIF関数、条件に一致するセルの個数を求めるCOUNTIF関数はありましたが、条件に一致する平均を求める関数がありません。
それを実装したのがAVERAGEIF関数です。
●AVERAGEIFS関数・SUMIFS関数・COUNTIFS関数
SUMIF関数・COUNTIF関数は条件に一致する合計・セルの個数を求める関数ですが、条件を複数指定したいという要望はとてもよくいただくものです。これを実装できるようにしたのがSUMIFS関数・COUNTIFS関数で、Excel 2007で新しくできるAVERAGEIF関数の複数条件対応版AVERAGEIFS関数も用意されるようです。
IFERROR・AVERAGEIF・AVERAGEIFS・SUMIFS・COUNTIFSの5つの新関数、いずれもとても役立ちそうで、Excel 2007のリリースが楽しみです。
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