対象:Excel97,Excel2000,Excel2002,Excel2003,Excel2007
ピボットテーブルでは、元データが数値データなのか、文字データなど数値データ以外かによってデータエリアへフィールドを追加したときに、合計が表示される場合と、個数が表示される場合とがあることをご紹介しました。
このことをご存知の方から
「数値データなのにデータの個数がカウントされてしまうのですが...?」
というご質問をいただくことがあります。
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元データに数値以外のデータが存在していることに原因があります。
▼数値データなのに個数がカウントされる原因
元データの中に空白セルが存在している
元データの中に空白セルが存在している
▼サンプルファイル(002782.xls 47KByte)ダウンロード
サンプルファイルの「元データ」シートからピボットテーブルを作成し、「受注金額」フィールドをデータエリアにドラッグ・アンド・ドロップすると、データの個数が集計されます。
「受注金額」フィールドは数値データですから、通常ならば合計が集計されるはずですが、D11セルが空白となっているために、合計ではなく個数が集計されてしまうのです。
(もちろんデータの個数が表示されたとしても、[ピボットテーブルフィールド]ダイアログで設定変更すれば合計を集計できます。)
D11セルが空白の状態のままと、適当な数値を入力したあとと、それぞれピボットテーブルを作成して、空白セルが存在していると個数が、空白セルがなければ合計が集計されることをご確認ください。
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