GETPIVOTDATA関数を利用すると、総計をピボットテーブルの上のほうに表示できることをご紹介しました。
GETPIVOTDATA関数を利用する際、一般的な関数挿入と同様に、[関数の挿入]ダイアログからGETPIVOTDATA関数を指定後、[関数の引数]ダイアログで引数の指定を行っている方が少なくないでしょう。
「=」を入力後、総計欄をクリックする
これだけです。
[関数の挿入]ダイアログも[関数の引数]ダイアログも要りません。
引数をキーボード入力する必要もありません。
この操作をご存知なかった方は、実際に操作してみていただくといいでしょう。
▼サンプルファイル(002292.xls 84KByte)ダウンロード
サンプルファイルでは「元データ」シートを元データとして「ピボットテーブル」シートにピボットテーブルが作成してあります。
例えば、B2セルに「=」を入力後に、総計の表示されているB6セルをクリックしてください。
「=GETPIVOTDATA("受注金額",$A$3)」
という数式が入力されることをご確認いただけるはずです。
あとは確定の[Enter]キーを押すだけです。
引数を自分で指定するなどの手間は一切不要です。
ちなみに、サンプルファイルのピボットテーブルは、行ラベル「受注日」を「1月6日」でフィルタしてあります。
フィルタを解除してみると、ピボットテーブルの総額と連動してGETPIVOTDATA関数を入力したB2セルの値も変更されることを、ご確認いただけることでしょう。
「=」を入力後にピボットテーブルの総計欄をクリックするだけで、GETPIVOTDATA関数が入力できるというこの操作、GETPIVOTDATA関数をよくお使いの方は是非マスターしていただくといい操作だと思います。
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