対象:Word
Wordを使いはじめた方からよく受ける質問に、「赤や緑の波線が表示されるんですが、これは何ですか?」
というものがあります。
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Wordに限らずOffice製品には自動的にスペルチェックなどを行ってくれる機能があり、これによって表示されるものです。
波線で右クリックして表示されるショートカットメニューには、正しい候補が表示されますから、簡単に誤りを修正することができます。
折角教えてくれているものですし、印刷されるわけでもないので、私は気にならないのですが、気になってしまう方も多いようです。
▼操作手順 : 赤い波線と緑の波線を表示されないようにする
メニュー[ツール]−[オプション]をクリック
↓
[オプション]ダイアログ−[スペルチェックと文章校正]タブをクリック
(バージョンが2000以前の場合は[文章校正]タブ)
↓
[スペルチェック]欄−[結果を表す波線を表示しない]チェックをOnに
↓
[文章校正]欄−[結果を表す波線を表示しない]チェックをOnに
↓
[オプション]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
波線が邪魔だと思う方は設定変更をして入力が完了するまでは非表示にして、入力が終わった段階で表示させて校正作業をするという使い方がいいのではないでしょうか。
メニュー[ツール]−[オプション]をクリック
↓
[オプション]ダイアログ−[スペルチェックと文章校正]タブをクリック
(バージョンが2000以前の場合は[文章校正]タブ)
↓
[スペルチェック]欄−[結果を表す波線を表示しない]チェックをOnに
↓
[文章校正]欄−[結果を表す波線を表示しない]チェックをOnに
↓
[オプション]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
ちなみに波線はどんなときに表示されるのでしょう。
英文では、スペルミスの場合に赤い波線、文法上の誤りなどがあると緑の波線が表示されます。
例えば「Happpy」という表記の場合は赤い波線、文の頭に「happy」という表記があれば「h」が小文字なので緑の波線が表示されます。
和文の場合は、入力ミスの場合に赤い波線、 文法上の誤りや表記ゆれなどのときに緑の波線が表示されます。
例えば「見られます。。」という入力があると「。」が2つの入力ミスですから赤い波線、「見れます。」という表記では「見られます。」が正しいので緑の波線が表示されます。
表記ゆれとは、一つの文書の中で「コンピュータ」「コンピューター」のように、同じ意味の単語なのに表記が複数あること(この例では最後の音引きがあるかないかの違い)で、緑の波線が表示されます。
バージョンが新しいほどチェックしてくれる項目が増えていて、古いバージョンではここで上げた例のとおりにならないこともあるのでご了承ください。
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