Wordで文書作成をする場合、表示倍率を上げたり・下げたりをやたら行うフェーズがあります。
私の場合、ページ全体のレイアウトを決めるようなフェーズや、印刷直前の微調整を行うようなフェーズに、1ページ全体を表示したり、逆に拡大表示したりという操作を繰り返します。
多くの方が[標準]ツールバー−[ズーム]ボックスを利用して、拡大・縮小を行ってらっしゃると思うのですが、頻繁に操作をする場合に[ズーム]ボックスから目的の表示倍率を選択するのが、面倒に感じる方もいらっしゃることでしょう。
メニュー[ツール]−[ユーザー設定]をクリック
↓
[ユーザー設定]ダイアログ−[コマンド]タブをクリック
↓
[分類]欄−[表示]をクリック
↓
[コマンド]欄から[ウィンドウサイズに合わせる]ボタンを
任意のツールバー上にドラッグアンドドロップ
↓
[コマンド]欄から[1ページ]ボタンを
任意のツールバー上にドラッグアンドドロップ
↓
[ユーザー設定]ダイアログ−[閉じる]ボタンをクリック
上記の操作を行うと[ウィンドウサイズに合わせる]ボタンは、「ページ幅を基準に表示」とポップヒントの表示されるボタンになります。このボタンをクリックすると、[標準]ツールバー−[ズーム]ボックスから「ページ幅を基準に」を選択したのと同じ状態となります。
[1ページ]ボタンをクリックすると、同じく[ズーム]ボックスから「ページ全体を表示」を選択したのと同じ状態になります。
[標準]ツールバー−[ズーム]ボックスから「ページ幅を基準に」「ページ全体を表示」を選択して表示倍率を変更していた方にとっては、上記の操作でボタンを作成してしまう方が、ずっと操作が楽になるんじゃないかと思います。
なお、ホイール付きマウスを利用している場合、以前ご紹介したように[Ctrl]キー+ホイール操作でも表示倍率を変更することもできます。
- Newer:可視セルの選択をボタンで
- Older:横向きのセル結合を頻繁に行うなら横方向に結合ボタン
Home » Word(ワード)の使い方 » 表示の拡大・縮小をよく行うのなら−ページ幅を基準に表示・1ページボタン