対象:Word
Excelの上級ユーザーやAccessユーザーの方ならお馴染みの、フォーム機能がWordにもあります。
[フォーム]ツールバーを使用して、通常の文書の中にフォームフィールドを挿入してフォームを作成していきますが、作成したフォームを、ユーザーに勝手に変更されたりしないようにできないのか、というご質問をいただくことがあります。
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[フォーム]ツールバー−[フォームの保護]ボタンをクリックすることで、フォームとしてデータ入力ができるようになりますが、パスワードを設定しておかなければ、[フォーム]ツールバーを表示できる人なら誰でもフォームを修正できてしまいます。
▼操作手順:フォームの保護解除にパスワードを設定する
(Word 2002までのバージョンの場合)
メニュー[ツール]−[文書の保護]をクリック
↓
[文書の保護]ダイアログ−[保護対象]欄で[フォームフィールド]オプションをOnに
↓
[パスワード]欄にパスワードを入力後、[OK]ボタンをクリック
↓
[パスワードの確認]ダイアログでもう一度パスワードを入力し、[OK]ボタンをクリック
(Word 2002までのバージョンの場合)
メニュー[ツール]−[文書の保護]をクリック
↓
[文書の保護]ダイアログ−[保護対象]欄で[フォームフィールド]オプションをOnに
↓
[パスワード]欄にパスワードを入力後、[OK]ボタンをクリック
↓
[パスワードの確認]ダイアログでもう一度パスワードを入力し、[OK]ボタンをクリック
この設定をすれば、パスワードを知らない人はフォームの保護を解除できなくなり、勝手にフォームを変更されたりしなくなります。
Office 2003から共同作業をするような機能が強化されている関係で、Word 2003の文書の保護機能もWord 2002までとは仕様が異なります。
▼操作手順:フォームの保護解除にパスワードを設定する
(Word 2003の場合)
メニュー[ツール]−[文書の保護]をクリック
↓
[文書の保護]作業ウィンドウ−[2.編集の制限]欄−[ユーザーに許可する編集の種類を指定する]チェックをOnにし、コンボボックスから「フォームへの入力」を選択
↓
[3.保護の開始]欄−[はい、保護を開始します]ボタンをクリック
↓
[保護の開始]ダイアログ−[パスワード]オプションをOnにし、パスワードを2箇所のテキストボックすに入力後、[OK]ボタンをクリック
(Word 2003の場合)
メニュー[ツール]−[文書の保護]をクリック
↓
[文書の保護]作業ウィンドウ−[2.編集の制限]欄−[ユーザーに許可する編集の種類を指定する]チェックをOnにし、コンボボックスから「フォームへの入力」を選択
↓
[3.保護の開始]欄−[はい、保護を開始します]ボタンをクリック
↓
[保護の開始]ダイアログ−[パスワード]オプションをOnにし、パスワードを2箇所のテキストボックすに入力後、[OK]ボタンをクリック
Word 2003ではこのような手順でパスワードをつけてフォーム保護をすれば、解除するときにパスワードが要求されるようになります。
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