Word 2010の文字数カウントについてご紹介しました。
その記事の中で、便利な文字数をカウントする操作方法があることを知ったと書かせていただきました。今回のネタはその操作についてです。
文字数カウントを行うショートカットキーについてです。
文字数をカウントするショートカットキー
恥ずかしながら今回気づくまで文字数カウントのショートカットキーはないものを思い込んでいましたが、2002以降のWordでは[文字数カウント]ダイアログを表示するショートカットキーが用意されています。[Ctrl]キー+[Shift]キー+[G]キーを押す
このショートカットキーをWordの文字数カウント関連の検索をしているうちに辿り着いた「にししふぁくとりー」さんの「Wordで文字数をカウントするショートカットキー」という記事で知りました。
実際にいくつかのバージョンで操作してみたところ、[Ctrl]+[Shift]+[G]キーは、Office XP・Word 2002から有効になったショートカットキーです。
Word 2000までは、[Ctrl]+[Shift]+[G]キーを押しても何の反応もありませんが、Word 2002からは[文字数のカウント]ダイアログが表示されます。
2002以降、2003・2007・2010いずれでも有効です。
[文字数のカウント]ダイアログをよく利用するという方は一度ご確認ください。
文字数カウントのショートカットキーが知られていない理由
なお、2003までのWordならメニューを展開して表示されたコマンド名の横に、2007以降のWordならポップヒントのコマンド名の横にショートカットキーが記載されているはずなのですが、どのバージョンでも「Ctrl+Shift+G」といった表示は見られません。
下図はWord 2003のメニュー[ツール]を展開したところですが、
[文字カウント]コマンドのところにショートカットキーは表示されていません。
下図はWord 2010の[校閲]タブ−[文章校正]グループ−[文字カウント]ボタン上にマウスポインタを移動したところですが、
こちらのポップヒントにもショートカットキーは表示されていません。
ちなみに、[校閲]タブ−[文章校正]グループ−[文字カウント]のすぐ上に表示されている[類義語辞典]の場合、下図のように「Shift+F7」というショートカットキーが表示されています。
この、メニューやポップヒントにショートカットキーが表示されていないことが、文字カウントのショートカットキー[Ctrl]+[Shift]+[G]が知られていない原因の一つにもなっているだろうと思います。
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