Excel VBAの入門本を、2016年11月から書き続け、昨日2017年12月21日に校了となりました。
年内には印刷が完了して、年明けに製本というスケジュールでしょうか。
オールカラーの304ページで、発売は2018年1月中旬の予定です。
Excel VBA入門本の執筆等には693時間
2016年11月から校了するまでの14か月間に、どれくらいの時間を、執筆や校正に費やしてきたのか、集計してみました。
年月 | 時間 | 累計 |
---|---|---|
2016年11月 | 47.7 | 47.7 |
2016年12月 | 35.0 | 82.7 |
2017年01月 | 22.0 | 104.7 |
2017年02月 | 48.5 | 153.2 |
2017年03月 | 81.7 | 234.9 |
2017年04月 | 16.8 | 251.7 |
2017年05月 | 28.3 | 280.0 |
2017年06月 | 36.5 | 316.5 |
2017年07月 | 48.5 | 365.0 |
2017年08月 | 53.3 | 418.3 |
2017年09月 | 50.7 | 469.0 |
2017年10月 | 34.0 | 503.0 |
2017年11月 | 90.3 | 593.3 |
2017年12月 | 100.0 | 693.3 |
以上のとおり、合計で約693時間!でした。
- PowerPoint VBA入門書の執筆に810時間
- 初のKindle本『VBAユーザーのためのPython超入門』の執筆時間は192時間
- 『Excel VBAユーザーのためのWord VBA入門(1)』の執筆時間は305時間
- 『Excel VBAユーザーのためのWord VBA入門(2)』の執筆時間は256時間
693時間について
中級者向けのExcel VBA本を書かれた高橋宣成(タカハシノリアキ)さんが、343時間とのことですから、2倍を超える時間がかかっています。
私が執筆したExcel VBA入門書の場合、図版が非常に多く、各節は基本的には最低2ページ以上の数ページ以内で収めること、解説ページと実習ページは分離し実習ページがある場合は必ず解説ページの後でなければならない、といった「しばり」がありました。
また各章の中だけでなく全体を通じて相互依存性が強くあり、一か所に修正を入れると書き上げていた他の部分にも影響することが多い、といった状況もありました。
このような制約が、拙著よりは少なかったと思われる高橋さんの2倍の時間で終わったのは、むしろ少ないような気もしています。
なお自分で本を書き終わってみて振り返ると、初めての書籍執筆で、類書のない極めてオリジナルな「ExcelVBAを実務で使い倒す技術」を、8か月間の343時間で書き上げたという高橋さんは、相当なスピードだと感じます。
編集やDTPのみなさんにも大変お世話になりました
上記のような「しばり」は、著者である私だけの負担となっていたわけでは、勿論ありません。編集やDTPのみなさんにも、大変な労力がかかっていただろうと想像しています。
特に本書の後半には、従来のExcel VBA本では、ほとんど見たことのない、細かな文字のたくさん入った、私からの要望を満たす必要のある図版を、大量に入れたことなどから、スタッフのみなさんのご苦労は半端なかったと思っています。本当にお世話になりました。
そんな拙著の正式アナウンスは、2018年早々にさせていただきます。正式アナウンスしました。(2018-01-01追記)
最終更新日時:2021-11-27 05:00
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