動作検証バージョン:Windows版Excel(バージョン1909 ビルド12026.20264)
最近のExcelでマクロを含んだブックを新規に保存する場合、基本的には、[名前を付けて保存]ダイアログの[ファイルの種類]欄で「Excelマクロ有効ブック」を選択し、拡張子を「.xlsm」としなければなりません。
拙著『いちばんやさしいExcel VBAの教本』のLesson 16でも、
お伝えしているとおりです。
ファイルの種類でExcelマクロ有効ブックを選択するのが面倒
マクロを含むブックを頻繁に作る場合、[名前を付けて保存]ダイアログの[ファイルの種類]欄で「Excelマクロ有効ブック」を選択するのを、面倒に感じる方も少なくないだろうと思っています。
VBEでモジュール挿入後に「Excelマクロ有効ブック」を選択するのを忘れた状態で保存しようとして、
「次の機能はマクロなしのブックに保存できません」
メッセージが表示されたので、[いいえ]ボタンをクリックして、しまった...面倒だなぁという気持ちとともに、あらためて[名前を付けて保存]ダイアログで「Excelマクロ有効ブック」を指定して保存した経験のある方は、少なくないはずです。
マクロを含むブックを頻繁に作るなら設定変更を
もしも、上述のような経験があるのならば、お使いのExcelの設定を変更するのがおすすめです。
▼操作概要:既定のファイル保存形式をマクロ有効ブックにする
[Excelのオプション]ダイアログ
-[保存]
-[ブックの保存]欄
-[ファイルの保存形式]を「Excelマクロ有効ブック」にする
[Excelのオプション]ダイアログ
-[保存]
-[ブックの保存]欄
-[ファイルの保存形式]を「Excelマクロ有効ブック」にする
この設定変更を行ってから一旦Excelを終了して、再度起動すれば、[名前を付けて保存]ダイアログの[ファイルの種類]欄の既定値が「Excelマクロ有効ブック」になります。
最終更新日時:2019-10-18 11:08
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