拙著『いちばんやさしいExcel VBAの教本』の、Chapter 8に含まれるLesson 52「プロパティは2種類あることを知っておきましょう」は、私自身がVBAの学習を始めた頃に知りたかった内容でもあります。
単なるデータを取得するためのプロパティと、オブジェクトを取得するためのプロパティの2種類があることを理解した方には、もう一度、Excel VBAのプロパティとは何なのか考えてみていただきたいと思っています。
拙著でのプロパティの定義
拙著のLesson 49「オブジェクトとオブジェクトに対する指示の概要を知りましょう」では、プロパティについて以下のように書きました。
オブジェクトが持つ何らかのデータや、オブジェクトの要素を取得するコードを「プロパティ」といいます。......(途中省略)......一部のプロパティはデータを設定することもできます。
このうち最初の文は、プロパティが2種類あるということをわかった段階では、
オブジェクトが持つ、単なるデータやオブジェクトを取得するコードを「プロパティ」といいます。
と言い換えることができます。
プロパティとはオブジェクトが持つデータを取得するコード
ここまで納得ができた方には、次の定義も知っていただきたいと考えています。
オブジェクトが持つ、データを取得するコードを「プロパティ」といいます。
プロパティで取得できるデータは、単なるデータの場合とオブジェクトの場合があります。
一部のプロパティはデータを設定することもできます。
プロパティで取得できるデータは、単なるデータの場合とオブジェクトの場合があります。
一部のプロパティはデータを設定することもできます。
結局のところプロパティは(広義)のデータを取得するコードで、そのデータが、単なるデータの場合もあれば、(複数のデータと機能も併せ持った)オブジェクトの場合もあるという定義です。
この定義を納得できると、オブジェクトに対する理解がグッと深まるのではないかと考えています。
最終更新日時:2019-07-29 13:03
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