対象:Excel2010, Excel2013, Windows版Excel2016
拙著『いちばんやさしいExcel VBAの教本』の、Lesson 05「Excelでマクロを利用する準備をしましょう」でも、[開発]タブを表示する操作をご紹介しています。
この[開発]タブは、本当に表示する必要があるのか、疑問に感じる方がいらっしゃるかもしれません。
このサイト『インストラクターのネタ帳』で
「開発タブの必要性」
といった検索が行われていたこともあります。
開発タブの表示は必須ではない
ハッキリ言ってしまえば、[開発]タブは、絶対に表示させておかなければならない、というわけでもありません。
[開発]タブをもっとも必要とするのは、拙著では扱っていない[フォームコントロール]や[Active Xコントロール]を挿入する場合です。
拙著の学習範囲に限定すれば、VBE(Visual Basic Editor)の表示を[Alt]+[F11]で行い、マクロ記録をステータスバーなどから開始すれば、[開発]タブを表示させる必要性はありません。
マクロのセキュリティ確認は開発タブからが楽
ただし、Excel VBAの学習を開始する時点で、マクロのセキュリティは確認せざるを得ません。
[セキュリティセンター]ダイアログは、[Excelのオプション]ダイアログからも表示できますけれど、手間が増えます。
この手間を考えると、[開発]タブを表示しておくほうが、戸惑う方が少ないという判断をして、開発タブを表示する設定変更を行うようにしました。
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