2016年11月から本を書いています。
あと数日で校了を迎えます。
10万字書く労力が1万字の10倍ではないのは、長くなるほど要素の相互依存関係が複雑になり、手戻りの規模も大きくなり、前に進んでいる実感が持ちにくくなるから。そして、実は前に進んでいるのに進んでないと思って挫折する。「実感はなくても前に進んでいる」と意識することはけっこう重要。
— Tak. (@takwordpiece) 2017年12月10日
同様のことを私は、30ページの章と20ページの章で、感じました。
20ページ程度の章は、流れを整理するのに苦労はそれほどなく、30ページ近くの章では、グッと大変になるという経験を繰り返しました。
体感的には、30ページは20ページの1.5倍ではありませんでした。
指数関数的な差だった印象が残っています。
じゃあ、30ページの章を20ページに減らせば良かったのか、というとそんなことは無いと思っています。その章は30ページ使わなければ、伝えきれない内容で、分割することは難しかっただろうと思っています。
次に本を書かかせていただく機会には、この違いを思い出したいと考えています。
[スポンサードリンク]
Home » いちばんやさしいExcel VBAの教本 » 30ページは20ページの1.5倍ではない