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オブジェクト名がコードに書かれるケース

対象:Excel2010, Excel2013, Windows版Excel2016

オブジェクト名がコードに書かれるケース

拙著『いちばんやさしいExcel VBAの教本』の、p.189のワンポイント「コードの中にオブジェクト名はめったに書かれない」に、


「オブジェクト名.プロパティ」「オブジェクト名.メソッド」という形でコードが書かれていることもありますが、標準モジュールに書かれるよく見かけるコードがこの形になっていることは、非常にまれです。

と書きました。

標準モジュールに書かれたよく見かけるコードに、オブジェクトの名前が書かれていると誤解してしまう方が、増えないことを願って書いたコラムです。

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逆に「オブジェクト名.プロパティ」の形になっているのは、どのようなコードか気になる方もいらっしゃるかもしれません。

シートのオブジェクト名を確認する

ワークシートのオブジェクト名を、まずは確認しましょう。


▼操作手順:ワークシートのオブジェクト名を確認する
VBEのメニュー[表示]-[プロパティウィンドウ]をクリック
 ↓
プロジェクトエクスプローラーで「Sheet1(Sheet1)」をクリック
 ↓
プロパティウィンドウの(オブジェクト名)覧を確認

シートが1枚で標準モジュールが挿入されたブックの場合、プロジェクトエクスプローラーとプロパティウィンドウは、下図のような表示になっているはずです。

プロジェクトエクスプローラーとプロパティウィンドウ

この状態から、プロジェクトエクスプローラーで「Sheet1(Sheet1)」をクリックすると、

プロジェクトエクスプローラー

プロパティウィンドウは下図のような状態になります。

プロパティウィンドウ

(オブジェクト名)覧に「Sheet1」と表示されています。

この「Sheet1」が、ワークシート「Sheet1」のオブジェクト名です。

シートのオブジェクト名を変更する

このままではシート見出しに表示されているシート名と、オブジェクト名が同じでわかり辛いので、シート名は「Sheet1」のまま、オブジェクト名を「SH1」に変更してみましょう。

プロパティウィンドウの(オブジェクト名)覧で、オブジェクト名を変更できます。
元の「Sheet1」を消して、「SH1」と入力してから[Enter]キーを押してオブジェクト名を「SH1」に変更してみると、

プロパティウィンドウ:オブジェクト名の変更

プロジェクトエクスプローラーは下図のような表示になります。

オブジェクト名変更後のプロジェクトエクスプローラー

つまりプロジェクトエクスプローラー上で、アイコンのすぐ右に表示されていたのはオブジェクト名で、カッコ内の表記がシート名だったわけです。

シート名とオブジェクト名

オブジェクト名を書いたSubプロシージャ

で、オブジェクト名が書かれたコードを確認しましょう。

上記の変更操作をしてから、以下のSubプロシージャを実行してください。


Sub オブジェクト名を書いたサンプル()
 MsgBox SH1.Name
End Sub

シート名「Sheet1」がメッセージボックスに表示されたはずです。

上記のSubプロシージャで書かれている「SH1」が、オブジェクト名です。
これが、標準モジュールのコード内にオブジェク名が書かれた「オブジェクト名.プロパティ」になっている実例です。

最終更新日時:2018-09-18 09:16

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