「vba text関数の使い方」
という検索キーワードに気づきました。
数値に指定した書式を設定し、文字列に変換した結果を返すTEXT関数が、Excelにあります。
このワークシート関数のTEXTを、VBAから利用するにはどうすればいいのかを調べていらしたのでしょう。
VBAにTEXT関数はない
ExcelユーザーがVBAの学習をはじめたときのハードルのひとつが「関数」です。
何らかの処理を行ってデータを返すという関数の概念は、Excelユーザーは容易に理解できるのですが、VBA関数とワークシート関数とで混乱することがあります。
VBAにはVBA専用の関数がありますが、Excelユーザーの場合はワークシート関数に慣れているために、VBAの関数とワークシート関数とで混乱してしまうケースがあるのです。
VBAには、ワークシート関数とはまったく別のVBA専用の関数があることを、まず受け入れましょう。
「vba text関数の使い方」
と検索いただきましたが、VBAにTEXT関数はありません。
VBAで、数値に書式を設定し変換した文字列を返すのは、Format関数です。
VBA.Format関数を使ったサンプルマクロ
日付の入力されているセルがアクティブな状態で、以下のSubプロシージャを実行すると「平成29年12月25日」といった日付が表示されます。Dim dtm As Date
dtm = ActiveCell.Value
MsgBox Format(dtm, "ggge年mm月dd日")
End Sub
ExcelのTEXT関数に似たことを行っているのが、
MsgBox Format(dtm, "ggge年mm月dd日")
です。
第1引数に値、第2引数に書式を指定するのはTEXT関数と同じです。
第2引数に指定できる書式設定を行う記号は、TEXT関数とまあまあ似ています。
最終更新日時:2018-12-29 10:19
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