OpenPyXLを使ってウィンドウ枠の固定を行うコードをご紹介しています。
xlwtの場合、どのようなコードでウィンドウ枠を固定できるのか気になり、試してみました。
xlwtでウィンドウ枠を固定するサンプル
以下のスクリプトを実行すると、新規ブックにSheet1シートが追加され、Sheet1シートの1行目1列目が固定され、Cドライブtempフォルダーにfoo.xlsとして保存されます。
bk = xlwt.Workbook()
sh = bk.add_sheet('Sheet1')
sh.set_panes_frozen(True)
sh.set_horz_split_pos(1)
sh.set_vert_split_pos(1)
「sh.set_vert_split_pos(1)」をコメントアウトして、
sh.set_panes_frozen(True)
sh.set_horz_split_pos(1)
#sh.set_vert_split_pos(1)
を実行すれば1行目だけが固定され、
「sh.set_horz_split_pos(1)」をコメントアウトして、
sh.set_panes_frozen(True)
#sh.set_horz_split_pos(1)
sh.set_vert_split_pos(1)
を実行すれば1列目(A列)だけが固定されます。
xlwtはOpenPyXLと異なり、昔ながらのxlsファイルしか作れませんけれど、やはりWorksheetオブジェクトにウィンドウ枠の固定に関連いたメソッドが用意されています。
最終更新日時:2019-10-11 15:56
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