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軸ラベルをVBAでセル参照にするには

動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Excel(バージョン2204 ビルド15128.20224 Microsoft Store)

「エクセル マクロ 軸ラベル セル参照」
という検索キーワードでアクセスがありました。

Excel VBAで、軸ラベルにセルを参照した文字列を表示させるには、どのようなコードを書けばいいのかを探していた方による検索でしょう。

軸ラベルをセル参照にするサンプルマクロ

数値軸の軸ラベルに表示したい文字列がA2セルに入力されているときに、埋め込みグラフをアクティブにしてから、以下のExcelマクロを実行してください。

Sub AxisTitleのFormulaで軸ラベルを設定する()
 Dim ax As Axis
 Set ax = ActiveChart.Axes(xlValue)
 ax.HasTitle = True
 ax.AxisTitle.Formula = "=" & ActiveSheet.Name & "!A2"
End Sub

例えばアクティブなシートの名前が「Sheet1」のときに、上記のExcelマクロを実行すると、数値軸に「=Sheet1!$A$2」という数式の入力された軸ラベルが設定されます。

軸ラベルをセル参照にするサンプルで使用しているオブジェクトモデル

軸を表すAxisオブジェクトに用意されているHasTitleプロパティを使って

軸ラベルを表示しておいてから、

ax.HasTitle = True

軸ラベルを表すAxisTitleオブジェクトに用意されているFormulaプロパティを使って

軸ラベルをセル参照させています。

ax.AxisTitle.Formula = "=" & ActiveSheet.Name & "!A2"

AxisTitle.Formulaプロパティに設定できるのは、VBAから見た場合には単なる文字列ですが、「=」から始まるExcelの数式を入力すればセル参照になります。

最終更新日時:2022-07-05 16:24

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