「"xvalues" 型 vba」
という検索キーワードでアクセスがありました。
Excel VBAの、Series.XValuesプロパティの戻り値のデータ型が何かを調べていらしたのでしょうか。
Series.XValuesの戻り値はVariantと定義されている
オブジェクトブラウザーの詳細ペインに「As Variant」と表示されているとおり、
Seriesオブジェクトに用意されているXValuesプロパティの戻り値はVariantと定義されています。
ただし、Series.XValuesプロパティはグラフの横軸に表示される項目の名前を表すわけで、実際のデータを取得した場合は配列です。
Series.XValuesの戻り値をローカルウィンドウで確認しよう
拙著『いちばんやさしいExcel VBAの教本』や『いちばんやさしいPowerPoint VBAの教本』で多用しているローカルウィンドウを使って、Series.XValuesプロパティの実際の戻り値を確認しましょう。
何らかのグラフを選択した状態で、以下のSubプロシージャを実行してください。
Dim srs_xvals As Variant
srs_xvals = ActiveChart.SeriesCollection.Item(1).XValues
Stop
End Sub
Stopステートメントで中断したら、VBEのメニュー[表示]-[ローカルウィンドウ]でローカルウィンドウを表示してください。
棒グラフのXValues
上図のような棒グラフがアクティブな状態で実行した場合、Series.XValuesプロパティの戻り値は、下図のとおりString型の要素を持つ配列です。
散布図のXValues
散布図がアクティブな状態で実行した場合には、下図のとおりDouble型の要素を持つ配列です。
最終更新日時:2022-07-16 19:18
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