動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Excel(バージョン2112 ビルド14729.20260 Microsoft Store)
「SeriesCollection.extend VBA」
という検索で、このサイト『インストラクターのネタ帳』へアクセスがありました。
Excel VBAのSeriesCollectionコレクションに用意されている、Extendメソッドについて調べていた方による検索です。
SeriesCollection.Extendは系列にデータを追加するメソッド
グラフの全系列を表すSeriesCollectionコレクションのExtendメソッドは、
名前のとおり、系列のセル範囲をExtend(拡張)して、データを追加するメソッドです。
簡単なサンプルをご紹介しましょう。
SeriesCollection.Extendを使ったサンプル
下図のような、
(E1:E3セルは含まない)A1:D3セルを元データにしたグラフがアクティブな状態で、以下のSubプロシージャを実行してみてください。
Sub ExtendメソッドでSeriesにデータを追加する()
ActiveChart.SeriesCollection.Extend _
Source:=Range("E1:E3"), _
CategoryLabels:=True
End Sub
ActiveChart.SeriesCollection.Extend _
Source:=Range("E1:E3"), _
CategoryLabels:=True
End Sub
元はA1:D3セルのデータだけがグラフになっていましたが、下図のようにE1:E3セルのデータもグラフに含まれるようになります。
引数Sorceには、系列として追加したいセル範囲を指定します。
引数CategoryLabelsにTrueを指定すると、引数Sorceに指定されたセル範囲の先頭セル(上記のサンプルではE1セル)のデータが、項目名(カテゴリ名・軸ラベル)になります。
最終更新日時:2022-07-15 16:33
[スポンサードリンク]
- Newer:VBAのFor~Next文で先頭シートを除外してループ処理
- Older:ヘッダー内の表をWord VBAで編集する
Home » エクセルマクロ・Excel VBAの使い方 » グラフ・Chart » SeriesCollection.Extendメソッドのサンプル