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動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Excel(バージョン2201 ビルド14827.20198 Microsoft Store)

「マクロ ActiveChart.Parent」
「VBA ActiveChart.Parent」
のような検索キーワードで時折アクセスがあります。

Excel VBAの「ActiveChart.Parent」というコードについて調べていた方による検索です。

ActiveChart.ParentはChartの親オブジェクトを取得するコード

Excel VBAの「ActiveChart.Parent」は、アクティブなグラフの親オブジェクトを取得するコードです。

「ActiveChart.Parent」の「ActiveChart」は、グローバルメンバーのActiveChartプロパティで、

グラフがアクティブなときにChartオブジェクトを取得できます。

グラフがアクティブでなければNothingのままです。

「ActiveChart」につづく「.Parent」はChartオブジェクトに用意されているParentプロパティで、

Chartの親オブジェクトを取得できます。

ActiveChart.Parentの戻り値を確認するサンプルマクロ

「ActiveChart.Parent」の戻り値が、具体的に何なのかは簡単なSubプロシージャを実行して確認できます。

Sub ActiveChartのParentを確認する()
 MsgBox TypeName(ActiveChart.Parent)
End Sub

ActiveChart.Parentの戻り値のデータ型を表す文字列を、VBAのTypeName関数で調べてメッセージボックスに表示するだけのSubプロシージャです。

埋め込みグラフがアクティブな状態で上記のSubプロシージャを実行すると、メッセージボックスに「ChartObject」と表示されるとおり、ActiveChart.Parentの戻り値はChartObjectオブジェクトです。

グラフシートがアクティブな場合、メッセージボックスに「Workbook」と表示されるとおり、ActiveChart.Parentの戻り値はWorkbookオブジェクトです。

最終更新日時:2022-07-15 15:48

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