「wordvba エクセル セル選択構文」
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Word VBAでExcelのセルを選択するサンプル
Excelで何らかのブックが開いている状態で、以下のWordマクロを実行してみてください。
On Error GoTo ErrHandl
With GetObject(Class:="Excel.Application")
.Range("A1").Select
End With
ErrHandl:
Select Case Err.Number
Case 429
MsgBox "Excelが起動していないようです。"
Case 4248
MsgBox "Excelファイルが開かれていないようです。"
Case Else
MsgBox Err.Description & vbCrLf & Err.Number
End Select
Err.Clear
End Sub
起動済みExcelのアクティブシートのA1セルが選択されます。
上記のSubプロシージャにはWord VBAと呼べる箇所はありませんから、Access VBAからでもPowerPoint VBAからでも実行できます。
さまざまなセル指定
上記Subプロシージャの
.Range("A1").Select
の部分は、
.Cells(1, 1).Select
のようにApplication.Cellsプロパティを使っても、A1セルを選択できます。
.Rows(1).Select
にすれば、1行目全体を選択できます。
.Columns("A").Select
で、A列全体を選択できます。
ワークシートの選択を追加した場合
上記Subプロシージャの、
.Range("A1").Select
の前に、1枚目のワークシートをアクティブにするコードを入れて、
.Worksheets(1).Activate .Range("A1").Select
とすれば、Excelの1枚目のワークシートがアクティブになってから、そのシートのA1セルが選択されます。
GetObject後は実質Excel VBA
VBAのGetObject関数を使って、起動済みExcelのApplicationオブジェクトへの参照を取得します。
With GetObject(Class:="Excel.Application")
この後は、実質的にExcel VBAのコードです。
ExcelのRangeオブジェクトに用意されているSelectメソッドで、Excelのセルを選択できます。
ExcelのRangeオブジェクトを取得するコードは、上述のとおり多様な書き方が可能です。
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