対象:Word, Excel, PowerPoint
バージョン:2007, 2010
バージョン:2007, 2010
Microsoft MVP for Wordの新田順也さんのブログ「みんなのワードマクロ」で
この記事を読んでいて、フォントサイズを拡大したり縮小したりするボタンの仕様が、ExcelやPowerPointでどうだったのかが気になりましたので、まとめておきます。
Office 2007以降、[ホーム]タブ-[フォント]グループに、フォントサイズを拡大・縮小するボタンが表示されています。
[スポンサードリンク]
外見は同じボタンですが、実は仕様が微妙に異なります。
▼フォントサイズの拡大・縮小ボタンの仕様
サイズの異なる文字を選択した状態でクリックしたときの動作
先頭の文字のフォントサイズに統一された上で拡大・縮小が行われる
サイズの異なる文字を選択した状態でクリックしたときの動作
Word・PowerPointの場合
フォントサイズが異なったまま拡大・縮小が行われる
先頭の文字のフォントサイズに統一された上で拡大・縮小が行われる
Wordで、下図のようにフォントサイズの異なる文字列を選択した状態で[ホーム]タブ-[フォント]タブ-[フォントの縮小]ボタンをクリックすると、
下図のような状態となります。
フォントサイズが異なったままで、縮小が実行されています。
PowerPointでも同じことです。
一方、Excelの場合、下図の状態で[ホーム]タブ-[フォント]タブ-[フォントサイズの縮小]ボタンをクリックすると
下図のような状態となります。
フォントサイズが同じになってから縮小が行われています。
Word・PowerPointとExcelでは、アプリケーションとしての役割が違うのだということを実感できる結果です。
Excelは、やはり、ワープロソフトではないということです。
[スポンサードリンク]
Home » Office 2007(オフィス2007)の使い方 » フォントサイズの拡大・縮小ボタンの動作の違い