対象:Excel97,Excel2000,Excel2002,Excel2003
名前を定義して、入力規則のリスト用データを別シートにまとめる方法をご紹介しました。
ですが実は名前を定義しなくても、別のワークシートのセルを参照して、入力規則のドロップダウンリストを作成することはできるのです。
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INDIRECT関数を使うことで、他のワークシートを参照したドロップダウンリストは作成できます。
▼操作手順:別のワークシートを参照したドロップダウンリストを表示する
※Sheet1のA1:A47セルに、北海道から沖縄までの都道府県名を入力し、Sheet2のA1セルに都道府県名をドロップダンリストとして表示する例 Sheet1のA1:A47セルに
「北海道」「青森」「岩手」・・・「鹿児島」「沖縄」と
都道府県名を入力
↓
Sheet2のA1セルを選択
↓
メニュー[データ]−[入力規則]をクリック
↓
[データの入力規則]ダイアログ−[設定]タブをクリック
↓
[条件の設定]欄
−[入力値の種類]コンボボックスから「リスト」を選択
↓
[元の値]欄に「=INDIRECT("Sheet1!A1:A47")」と入力
↓
[データの入力規則]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
※Sheet1のA1:A47セルに、北海道から沖縄までの都道府県名を入力し、Sheet2のA1セルに都道府県名をドロップダンリストとして表示する例 Sheet1のA1:A47セルに
「北海道」「青森」「岩手」・・・「鹿児島」「沖縄」と
都道府県名を入力
↓
Sheet2のA1セルを選択
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メニュー[データ]−[入力規則]をクリック
↓
[データの入力規則]ダイアログ−[設定]タブをクリック
↓
[条件の設定]欄
−[入力値の種類]コンボボックスから「リスト」を選択
↓
[元の値]欄に「=INDIRECT("Sheet1!A1:A47")」と入力
↓
[データの入力規則]ダイアログ−[OK]ボタンをクリック
▼サンプルファイル(002264.xls 15KByte)ダウンロード
ポイントはINDIRECT関数の前には「=」を入力することと、INDIRECT関数の引数を「"」(ダブルクォーテーション)で括ることです。
INDIRECT関数は、文字列として指定された参照の示す内容を返してくれる関数で、入力規則を使って連動したドロップダウンリストを作成する際によく利用されます。
そんなINDIRECT関数に、シート名付きセル参照を文字列の形式にして引数で渡すことで、別のワークシートを参照したドロップダウンリストが作れるというわけです。
名前の管理をしたくないという場合には、INDIRECT関数を使ったドロップダウンリストの利用をご検討ください。
関連語句
プルダウンリスト,ドロップダウンリスト
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