Excelで業務用のワークシートを作成する際、入力規則は便利な機能です。
入力規則を設定することで、不正なデータが入力されることを防いだり、ユーザービリティを向上させることができます。
このサイトでもデータの入力規則について以下のようなネタをご紹介してきました。
・ドロップダウンリストでデータ入力
・入力規則設定時、ドロップダウンリスト以外の値も入力したい
・入力規則のリスト用データを別シートにまとめる
・連動したドロップダウンリスト
・重複入力チェック
・入力規則の停止・注意・情報の違い
・IMEの入力モードを制御する
その設定をするための[データの入力規則]ダイアログ−[設定]タブに、[空白を無視する]チェックボックスがあるのですが、これはどう使うのか?といったご質問をいただくことがあります。
[空白を無視する]チェックボックスをOffにした状態を文字通り解釈すれば、「空白を無視しない」と読むことができますから、空白にはできないのだろうなと推測することができます。
ところが、[空白を無視する]チェックボックスをOffの状態で入力規則を設定し、一旦入力したデータを[Delete]キーで削除したとしても、特に警告メッセージなどは表示されないのです。[BackSpace]キーでデータを削除するとエラーとなる
[Delete]キーで削除した場合は何の反応もありませんが、[BackSpace]キーでデータを削除して確定しようとすると、警告メッセージが表示されるのです。
仕様としてはわかりますが、現実的にどうなんでしょう。
データを削除する際に[Delete]キーを使う方がいらっしゃる以上、この[空白を無視する]チェックボックスを有効に活用するためには、[Delete]キーを使えない状態にしておかなければいけなくなってしまいます。。。
それとも、私の理解が間違っているのでしょうか。
[空白を無視する]チェックボックスの有効な活用方法をご存知の方がいらっしゃれば、是非教えてください。
- Newer:無料デザインテンプレートのダウンロード
- Older:上手な指導・教育のための12章
Home » Excel(エクセル)の使い方 » データの入力規則 » 入力規則の空白を無視するとは