対象:Excel
入力規則を設定して、入力できる値をドロップダウンリストからだけに制限するという技は、実務でかなり役立ちます。
リスト以外のデータが入力された場合にエラーメッセージが表示されて、入力を拒否してくれますから、データをできるだけキレイな状態にしておきたいときにはとても有効です。
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けれども実務では、基本的にはリストから選択して入力させたいのだが、それ以外の値も入力できるようにしておきたい、ということもありがちです。
▼操作方法 : リスト値以外も入力できるように入力規則を変更する
[データの入力規則]ダイアログ−[エラーメッセージ]タブをクリック
↓
[無効なデータが入力されたらエラーメッセージを表示する]チェックがOnになっていることを確認し、[スタイル]を「注意」に変更
[設定]タブで[入力値]の種類を「リスト」とした場合、初期状態では[スタイル]が「停止」となっているはずです。
[データの入力規則]ダイアログ−[エラーメッセージ]タブをクリック
↓
[無効なデータが入力されたらエラーメッセージを表示する]チェックがOnになっていることを確認し、[スタイル]を「注意」に変更
このためにリスト以外の値を入力することはできないわけですが、「注意」に変更すればメッセージが表示され入力しているユーザーに注意を喚起しつつ、リスト以外の値も入力することが可能となります。
データ入力という場面では、制限できるところはできるだけ制限をしておく方がいいわけですが、実務ではイレギュラーな処理が発生することも多いですから、ケースバイケースで多少のルーズさは許容していくことも必要だと考えています。
関連語句
プルダウンリスト ドロップダウンリスト
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