[リンクされたスタイルを使用不可にする]チェックボックスについてご紹介しました。
スタイルを活用している方なら当然ご存じだと思いますが、そうでない方の場合[スタイル]ウィンドウで、リンクスタイル・段落スタイル・文字スタイルが見分けられることをご存じない方も少なくないようなのでご紹介しておきます。スタイル名の右端のマークに注目する
下図の赤色の線で囲った部分に注目してください。
上のほうに表示されている「標準」「行間詰め」スタイルには、Wordの段落記号と同じ、曲がった矢印が表示されています。このマークの表示されているスタイルが段落スタイルです。
また、下のほうに表示されている「斜体」「強調斜体」スタイルには「a」と表示されています。このマークの表示されているスタイルが文字スタイルです。
また、間に表示されている「見出し1」「見出し2」「表題」「副題」スタイルには、段落記号と「a」が表示されています。このマークの表示されているスタイルがリンクスタイルです。
まとめると、
段落スタイル:段落記号
文字スタイル:「a」
リンクスタイル:段落記号と「a」
QAT(クイックアクセスツールバー)に[スタイル]ボックスを表示する方法をご紹介しました。QATに作成した[スタイル]ボックスでも同じマークが表示されているので、[スタイル]ウィンドウと同じように見分けることができます。
ところで、新しいユーザーインターフェースのことを、あまり悪くいいたくはないのですが、[ホーム]タブ−[スタイル]グループ−[スタイル]ボックスは、この部分がちょっと劣っていると、私は感じています。
下図のように[段落]スタイルには、スタイル名の前に段落記号が表示されているのでわかるのですが、
文字スタイルとリンクスタイルとを見分けることができないのです。
これは次のバージョン(Word 2013? Word 2014?)で改善されないかな、と思っているところです。
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