対象:MS-IME2003
お仕事で、住所入力を頻繁に行っている方は少なくないと思います。
住所の入力、どうしてらっしゃいますか?
すべての住所をキーボードから入力してますか?
もっと簡単に住所入力できるほうがよくありませんか?
MS-IMEの機能を使えば、住所の文字列を全部キーボードから入力しなくても、郵便番号から住所に変換できてしまうのです。
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日本語入力するときにお世話になっているIMEバーにはいろいろボタンが並んでいますが、その中の変換モードを示している[般]と表示されているボタンを使うと、郵便番号を住所に変換ができるようになります。
▼操作手順:郵便番号から住所入力を行う
日本語入力ができる状態にする
↓
IMEバーの[般]と表示されている[変換モード]をクリック
↓
表示されたメニューから[人名/地名]をクリック
↓
[変換モード]が[名]という表示になったことを確認
↓
「110−0001」と入力後、[変換]キーを押す
日本語入力ができる状態にする
↓
IMEバーの[般]と表示されている[変換モード]をクリック
↓
表示されたメニューから[人名/地名]をクリック
↓
[変換モード]が[名]という表示になったことを確認
↓
「110−0001」と入力後、[変換]キーを押す
「東京都台東区谷中」と変換されたはずです。
変換モードの[人名/地名]は、人の名前や地名の変換候補を優先的に表示してくれるモードで、郵便番号から住所を表示してくれたり、ちょっと変わった人名や地名を変換してくれます。
住所の入力が終わったら[変換モード]をクリックして、[一般]に戻しておきましょう。
[人名/地名]モードのままだと、特殊な変換候補がやたら表示されて、通常の文章入力が面倒になってしまいます。
頻繁に住所入力をされる業務をされている方の場合、[変換モード]をいちいち切り替えていたら、面倒で仕方ありません。設定を変更してしまうと、更に便利です。
▼操作手順:辞書の設定を変更する
IMEバーの[ツール]をクリック
↓
表示されたメニューから[プロパティ]をクリック
↓
[Microsoft IMEスタンダードのプロパティ]ダイアログ
−[辞書/学習]タブをクリック
↓
[システム辞書]欄
−[Microsoft IME郵便番号辞書]チェックボックスを
完全なOnの状態(白地に黒チェック)にする
↓
[Microsoft IMEスタンダードのプロパティ]ダイアログ
−[OK]ボタンをクリック
IMEバーの[ツール]をクリック
↓
表示されたメニューから[プロパティ]をクリック
↓
[Microsoft IMEスタンダードのプロパティ]ダイアログ
−[辞書/学習]タブをクリック
↓
[システム辞書]欄
−[Microsoft IME郵便番号辞書]チェックボックスを
完全なOnの状態(白地に黒チェック)にする
↓
[Microsoft IMEスタンダードのプロパティ]ダイアログ
−[OK]ボタンをクリック
この設定変更を行えば[変換モード]が[一般]の状態で、郵便番号から住所変換を行うことができるようになります。
[システム辞書]欄−[Microsoft IME郵便番号辞書]チェックは初期状態ではグレーのOnになっているはずですが、この状態が先にご紹介した[変換モード]が[人名/地名]のときだけ郵便番号から住所変換を行ってくれる設定です。
チェックを完全にOffにしてしまうと、[変換モード]を変更しても郵便番号から住所への変更は行われなくなります。
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