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Word VBAで文字数指定の均等割り付けを行う-FitTextWidthプロパティ

動作検証バージョン:Windows 11 Home + 64bit Word バージョン 2408(ビルド17925.20000クイック実行)ベータチャネル

検索キーワード「word vba 均等割り付け」をきっかけにして、段落に関連するオブジェクトのAlignmentプロパティに定数wdAlignParagraphDistributeを指定することで、段落を均等割り付けできることをご紹介しました。

「word vba 均等割り付け」と検索した方は、

上図のような[文字の均等割り付け]ダイアログボックスで設定する、文字数を指定した均等割り付けについて調べてた可能性も考えられます。

文字数指定の均等割り付けを行う場合は、Alignmentとは別のプロパティを使う必要があります。

文字数指定の均等割り付けを行うサンプルマクロ

Word文書上で文字列を選択しておいてから以下のWordマクロを実行すると、選択されていた文字列が10文字に均等割り付けされます。

Sub 選択文字列を10文字に均等割り付けする()
 Selection.FitTextWidth = Selection.Font.Size * 10
End Sub

サンプルマクロで行っている処理

拙著『Excel VBAユーザーのためのWord VBA入門(1): Document・Range・Selectionの基本編』では、Word VBAのRangeオブジェクトやSelectionオブジェクトについて解説しています。

RangeオブジェクトやSelectionオブジェクトに用意されているFitTextWidthプロパティを使うと、

文字数指定の均等割り付けを設定できます。

上記のWordマクロでは、Selection.Font.Sizeで取得した1文字分を10倍した値(すなわち10文字分)を、Selection.FitTextWidthプロパティに設定しています。

Selection.FitTextWidth = Selection.Font.Size * 10
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