動作検証バージョン:Windows 11 Home + 64bit Word バージョン 2403(ビルド17425.20000クイック実行)ベータチャネル
「.typetext word vba 改ページ」
という検索キーワードで、このサイト『インストラクターのネタ帳』へアクセスがありました。
拙著『Excel VBAユーザーのためのWord VBA入門(1): Document・Range・Selectionの基本編』の[7-5. Selectionの特徴的なメソッド]で紹介している、Word VBAのSelection.TypeTextメソッドを使って、
改ページを入力するには、どのようなコードを書けばいいのかを調べていた方による検索でしょう。
Selection.TypeTextで改ページを入力するサンプルマクロ
以下のようなWordマクロで、カーソル位置に改ページを入力できます。
Sub カーソル位置に改ページを入力する()
Selection.TypeText Chr(12)
End SUb
Selection.TypeText Chr(12)
End SUb
VBAのChr関数の引数に
ASCIIコード「12」を指定すると、改ページを意味する制御コードになります。
その「Chr(12)」を、Selection.TypeTextメソッドの引数に指定することで、改ページの入力ができます。
Chr(11)で改行・Chr(13)で段落記号を入力できる
Chr関数に指定する引数を変更すれば、他の制御文字を入力することもできます。
Chr関数の引数に「11」を指定した、
Selection.TypeText Chr(11)
を実行すると、改行を入力できます。
Chr関数の引数に「13」を指定した、
Selection.TypeText Chr(13)
を実行すると、段落記号を入力できます。
最終更新日時:2024-03-24 05:11
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