「word マクロ 選択文字をテキストボックス」
という検索で、このサイト・インストラクターのネタ帳へのアクセスがあることに気づきました。
Wordでは、本文中の文字列を選択しておいて、テキストボックスの挿入コマンドを実行すると、選択されていた文字列をテキストボックスにすることができます。
「word マクロ 選択文字をテキストボックス」
という検索キーワードは、この操作と同じWordマクロ・VBA(Visual Basic for Applications)のコードを探している方によるものでしょうか。
選択文字列をテキストボックスにするサンプルマクロ
以下のようなマクロで、本文で選択されている文字列をテキストボックスにすることができます。
With Selection
If .Type = wdSelectionNormal Then
.CreateTextbox
End If
End With
End Sub
SelectionオブジェクトのCreateTextboxメソッドを実行するだけのコードです。
選択されているのが本文でないときに、実行時エラーが発生しないように、
With Selection
If .Type = wdSelectionNormal Then
とIf文をかませてあります。
マクロ記録機能を使いましょう
上記のマクロは、私がゼロから考えたものではありません。
マクロ記録をしてできたコードからヘルプを調べて作ったものです。(作ったとも言えないレベルです)
Wordで本文の文字列を選択しておいて、テキストボックスの挿入を実行する操作を、マクロ記録すると、
Sub Sample()
Selection.CreateTextbox
End Sub
というマクロができるのです。
このコードを元に少しだけ手を入れたのが先のマクロです。
マクロ記録機能のなくなってしまったPowerPointの場合、オブジェクトブラウザーを使えないと、誰かの作ったマクロをベースに試行錯誤するしかありませんが、WordやExcelには、行った操作をVBAのコードにするマクロ記録機能があるわけですから、いきなり検索をするよりも、まずマクロ記録をしてみることをおすすめします。
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