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動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Word(バージョン2209 ビルド15629.20156 Microsoft Store)

「WordVBAでInsertAfter」
「VBa ワード insertafter」
といった検索キーワードで時折アクセスがあります。

Word VBAのInsertAfterについて調べていた方による検索です。

オブジェクトブラウザーで検索すればわかるとおり、

RangeオブジェクトとSelectionオブジェクトに、InsertAfterメソッドが用意されています。

Selection.InsertAfterを使うサンプルマクロ

わかりやすいのは、SelectionオブジェクトのInsertAfterメソッドです。

以下のWordマクロを実行すると、Word文書で選択していた文字列の直後に「★★★」が入力されます。

Sub InsertAfterを確認する_Selection()
 Selection.InsertAfter "★★★"
End Sub

SelectionオブジェクトのInsertAfterは、名前どおり選択箇所の後ろに、文字列の挿入を行います。

Range.InsertAfterを使うサンプルマクロ

RangeオブジェクトのInsertAfterの使用例としては、

以下のWordマクロが比較的わかりやすいでしょうか。

Sub InsertAfterを確認する_文()
 ActiveDocument.Sentences(1).InsertAfter "★★★"
End Sub

いくつかの文が入力されているWord文書がアクティブな状態で上記のWordマクロを実行すると、1つ目の文の直後に「★★★」が挿入されます。

拙著『Excel VBAユーザーのためのWord VBA入門(1)』でも解説しているとおり、Sentencesコレクションの要素オブジェクトはRangeオブジェクトです。

「.Sentences(1)」で取得した1つ目の文を表すRangeオブジェクトの、InsertAfterメソッドを使っているのが上記のWordマクロです。

最終更新日時:2022-10-29 14:30

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