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Word VBAで段落の均等割り付けを設定する－.Alignment = wdAlignParagraphDistribute

動作検証バージョン：Windows 11 Home + 64bit Word バージョン 2407（ビルド17830.20016クイック実行）ベータチャネル

「word vba 均等割り付け」
といった検索キーワードで時折アクセスがあります。

Wordの均等割り付けには、段落の均等割り付けと、文字数を指定する均等割り付けがありますが、ここでは段落の均等割り付けを行うWord VBAのコードをご紹介しておきます。

選択されている段落に均等割り付けを設定するWordマクロ

以下のWordマクロを実行すると、アクティブ文書で選択されていた段落に均等割り付けが設定されます。

Sub 選択されている段落に均等割り付けを設定する()
　Selection.ParagraphFormat.Alignment = wdAlignParagraphDistribute
End Sub

拙著『Excel VBAユーザーのためのWord VBA入門（1）: Document・Range・Selectionの基本編』の「5-1. ParagraphFormatの特徴的なプロパティ」で、段落配置を取得/設定するParagraphFormat.Alignmentプロパティを紹介しています。

ParagraphFormat.Alignmentプロパティに、WdParagraphAlignment列挙型に定義されている定数wdAlignParagraphDistributeを指定することで、

段落の配置を均等割り付けにできます。

アクティブ文書1つ目の段落に均等割り付けを設定するWordマクロ

以下のWordマクロを実行すると、アクティブ文書の1つ目の段落に均等割り付けが設定されます。

Sub アクティブ文書1つ目の段落に均等割り付けを設定する()
　ActiveDocument.Paragraphs(1).Alignment = wdAlignParagraphDistribute
End Sub

拙著の「6-2. ParagraphsからParagraphを取得する」で、「ActiveDocument.Paragraphs.Item(1)」や「ActiveDocument.Paragraphs(1)」といったコードで、アクティブ文書の1つ目の段落を表すParagraphオブジェクトを取得できることを解説しています。

Paragraphオブジェクトにも、段落書式を表すParagraphFormatオブジェクトと同じく段落配置を取得/設定するAlignmentプロパティがありますから、