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Word VBAのSelection.Collapseとは

動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Word(バージョン2007 ビルド13029.20308 Microsoft Store)

カーソルを文末や、段落末尾に移動するWord VBAのコードをご紹介してきました。

Word VBAにあまり慣れていない方は、これらのSubプロシージャで利用している、Selection.Collapseメソッドを単独で実行してみるとイイでしょう。
(Excel VBAでは見かけない)興味深い動きをするメソッドだからです。

ちなみに、Selectionオブジェクトに用意されているCollapseメソッドについて疑問を感じる方は少なくないようで、検索キーワード
「ワード vba Selection.Collapse」
「vbs Selection.collapse Direction:=wdCollapseEnd」
等で、このサイト『インストラクターのネタ帳』へのアクセスも時折あります。

範囲選択を解除してカーソルを先頭に移動するサンプル

以下のSubプロシージャを実行すると、範囲の選択状態が解除され、カーソルが選択範囲の先頭に移動します。

Sub Collapseメソッドの確認_Start()
 Selection.Collapse Direction:=wdCollapseStart
End Sub

Selection.Collapseメソッドの

引数Directionに、WdCollapseDirection列挙型に定義されている、定数wdCollapseStart(実際の値は1)を指定すると、

範囲の選択状態が解除され、カーソルが選択範囲の先頭(Direction:=wdCollapseStart)に移動します。

範囲選択を解除してカーソルを末尾に移動するサンプル

以下のSubプロシージャを実行すると、範囲の選択状態が解除され、カーソルが範囲の末尾に移動します。

Sub Collapseメソッドの確認_End()
 Selection.Collapse Direction:=wdCollapseEnd
End Sub

引数Directionに、定数wdCollapseEnd(実際の値は0)を指定した場合には、範囲の選択状態が解除され、カーソルが範囲の末尾(Direction:=wdCollapseEnd)に移動します。

YouTube「Word VBAのSelection.Collapseとは」



00:00 はじめに
00:27 Selection.Collapse Direction:=wdCollapseStart のステップ実行
01:14 Selection.Collapse Direction:=wdCollapseEnd のステップ実行

ステップ実行を自分で行いましょう

上記のSubプロシージャを、WordとVBEの両方が見える状態にして、拙著『Excel VBAユーザーのためのWord VBA入門(1)』などで多用しているショートカットキー[F8]を使ってステップ実行してみてください。

Collapseという英単語には「つぶれる」「つぶす」といった意味があります。自分でステップ実行し、その様子を目の前で見ると、このメソッドの名前がCollapseとなっていることなどが納得しやすいのではないかと思います。

最終更新日時:2024-02-27 13:58

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