Home » Excel VBA Rangeオブジェクト » #N/AエラーをVBAでセルに入力する

動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Excel(バージョン2210 ビルド15726.20202 Microsoft Store)

「excal vba セルに#N/Aを入力」
という検索キーワードでアクセスがありました。

Excel VBAから#N/Aエラーをセルに入力するには、どうすればいいのかを探していらした方による検索です。

ActiveCell.Value = xlErrNA

を実行してみたものの、XlCVError列挙型に定義されている定数xlErrNAの実際の値「2042」が

入力されてしまったのかもしれません。

[スポンサードリンク]

あるいは、

ActiveCell.Value = #N/A

といったコードを書いてみたもののコンパイルエラーになってしまったのかもしれません。

#N/Aエラーをセルに入力するサンプルコード

以下のコードを実行すると、アクティブセルに#N/Aを入力できます。

ActiveCell.Value = CVErr(xlErrNA)

VBAのCVErrメソッドの引数に、

定数xlErrNAを指定すれば、セルに#N/Aエラーを入力できます。

文字列「#N/A」の入力でも#N/Aエラーになる

以下のコードでも、アクティブセルに#N/Aを入力できます。

ActiveCell.Value = "#N/A"

#N/Aエラーはエラー値であって文字列ではないため、違和感を覚える方がいらっしゃる方がいるかもしれません。

そういう方は、以下のコードを実行してみてください。

Range("C1").Value = "=A1+B1"

VBAでは「=A1+B1」は単なる文字列に過ぎませんが、Excelのセルに入力されればExcelの式になります。

VBAで文字列としての「#N/A」も、Excelのセルに入力されればExcelのエラー値になります。

セルに「#n/a」「#N/A」と手入力すると#N/Aエラーになるのと似ています。

最終更新日時:2022-12-20 11:18

[スポンサードリンク]

Home » Excel VBA Rangeオブジェクト » #N/AエラーをVBAでセルに入力する

「Excel VBA Rangeオブジェクト」の記事一覧

検索


Copyright © インストラクターのネタ帳 All Rights Reserved.

.