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Excelのウィンドウ中央にセル表示するRange.Showメソッド

動作検証バージョン:Windows版Excel(バージョン1904 ビルド11601.20230)

「vba range Show」
という検索キーワードでのアクセスに気が付きました。

Excel VBAのRange.Showメソッドについて、

調べていらしたのでしょうか。

Range.Showメソッドで指定セルをウィンドウ中央に表示

Rangeオブジェクトに用意されているShowメソッドを使うと、指定されたセルがExcelのウィンドウ中央に表示されます。

Range("XFD1048576").Show

上記のコードを実行すれば、最終セルXFD1048576セルがExcelのウィンドウ中央に表示されます。

ちなみにRange.Showメソッドは表示するだけで、アクティブセルは変更されません。

ショートカットCtrl+BackSpaceのように使える

アクティブなセルが画面内に表示されていないときでも、以下のコードを実行すれば、アクティブセルがExcelのウィンドウ中央に表示されます。

ActiveCell.Show

ショートカットキー[Ctrl]+[BackSpace]のような挙動をさせることができます。

ショートカットCtrl+BackSpaceをマクロ記録すると...

この記事を書いていて、ショートカットキー[Ctrl]+[BackSpace]をマクロ記録した記憶がなかったので試してみました。

コード「ActiveCell.Show」が作られるのかなと予想していたのですが、

ActiveCell.Activate

と、Range.Activateメソッドを使ったコードが作られました。

マクロ記録も試しましょう

「vba range Show」
を検索なさった方は、実はRange.Showメソッドについて調べていたのではないような気もしています。何らかのセル表示に関わる操作をVBAで行いたいのだけれど、キーワードを思いつかなかったため、
「vba range Show」
としただけの可能性です。

そうであるならば、拙著『いちばんやさしいExcel VBAの教本』でもおすすめしている、マクロ記録も試してみることをおすすめします。

マクロ記録機能で作られるコードそのままでは、汎用性はありませんが、作られたコードの一部は有効であることが多く、ヒントを得るためのツールとして使うことができます。

Lesson 54「マクロ記録機能の現実的な活用方法を知っておきましょう」より

最終更新日時:2019-06-05 04:20

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