「xlcenteracrossselection vba」
といった検索でアクセスがありました。
Excel VBAのConstants列挙型に定義されている定数「xlCenterAcrossSelection」について調べていた方による検索です。
xlCenterAcrossSelectionを確認するサンプルマクロ
以下のExcelマクロを拙著『いちばんやさしいPowerPoint VBAの教本』等で多用しているステップ実行を行うと、定数xlCenterAcrossSelectionの効果を目視確認できます。
Range("A1").Value = "Hello, Excel VBA!"
Range("A1:G1").Select
Selection.HorizontalAlignment = xlCenterAcrossSelection
End Sub
最初の行
ange("A1").Value = "Hello, Excel VBA!"
を実行すれば、下図のようにA1セルに文字列「Hello, Excel VBA!」が入力され、
次の
Range("A1:G1").Select
の実行で、A1:G1セルが選択され、
最後の
Selection.HorizontalAlignment = xlCenterAcrossSelection
を実行すると、A1セルの文字列「Hello, Excel VBA!」が、選択されているA1:G1セルの中央に表示されます。
[セルの書式設定]ダイアログボックス[配置]タブの[横位置]欄で「選択範囲内で中央」を指定するのを、
VBAから行う際に使用する定数がxlCenterAcrossSelectionです。
xlCenterAcrossSelectionよりxlHAlignCenterAcrossSelection
マクロ記録を行うとxlCenterAcrossSelectionを使ったコードができるため、この古いタイプの定数のほうがよく知られているようですが、全定数がごった煮状態で入っているConstants列挙型の定数ですから、ちゃんと種類ごとに定義されているXlHAlign列挙型の定数xlHAlignCenterAcrossSelectionを使うほうが、
おすすめです。
以下のような定数xlHAlignCenterAcrossSelectionを使ったExcelマクロでも、先ほどのxlCenterAcrossSelectionを使った場合と同じ結果になります。
Range("A3").Value = "Hello, Excel VBA!"
Range("A3:G3").Select
Selection.HorizontalAlignment = xlHAlignCenterAcrossSelection
End Sub
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