対象:Excel2000,Excel2002,Excel2003
ふりがな(読み)の情報を保持していないデータに対して、マクロを使ってふりがなを設定する方法をご紹介しました。
その最後で、マクロを作っておかなくてもふりがなを設定することができることを示唆しておきましたが、その方法をご紹介しましょう。
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VBE(Visual Basic Editor)のイミディエイトウィンドウから、直接VBA(Visual Basic for Applications)のコードを実行すればいいのです。
▼操作手順:ふりがなを設定する
ふりがなを設定したいセルを選択
↓
メニュー[ツール]
−[マクロ]
−[Visual Basic Editor]をクリック
↓
起動してきたVBEで
メニュー[表示]−[イミディエイトウィンドウ]をクリック
↓
イミディエイトウィンドウに
「Selection.SetPhonetic」と入力後[Enter]キーを押す
↓
メニュー[ファイル]
−[終了してMicrosoft Excelへ戻る]をクリック
ふりがなを設定したいセルを選択
↓
メニュー[ツール]
−[マクロ]
−[Visual Basic Editor]をクリック
↓
起動してきたVBEで
メニュー[表示]−[イミディエイトウィンドウ]をクリック
↓
イミディエイトウィンドウに
「Selection.SetPhonetic」と入力後[Enter]キーを押す
↓
メニュー[ファイル]
−[終了してMicrosoft Excelへ戻る]をクリック
上記の操作で読みの情報がない場合にもふりがな情報が設定されるので、Excelで[書式]−[ふりがな]−[表示/非表示]を実行してふりがなを表示させてください。
勿論上記のVBE操作をする前に、ふりがなの表示操作を行っておいてもOKです。
ふりがなの表示までイミディエイトウィンドウで行うのならば、「Selection.SetPhonetic」と入力後[Enter]キーを押してふりがな情報を設定したあとに、「Selection.Phonetics.Visible = True」と入力して[Enter]キーを押してください。
ふりがなの設定作業を頻繁に行う必要がないのであれば、イミディエイトウィンドウからの操作を知っておけば、マクロを無駄に増やす必要もなくこの方法が便利じゃないかと思っています。
ふりがなの設定だけでなく表示まで、VBEから一気に行うことも実はできるのですが、その方法はまた後日ご紹介します。
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