「word2007でmicrosoft forms 2.0 object library」
という検索が行われていました。
Word 2007で、Microsoft Forms 2.0 Object Libraryの参照設定方法を探している方による検索でしょうか。
参照設定ダイアログからMSFormsへの参照設定を行う
VBE(Visual Basic Editor)の、メニュー[ツール]-[参照設定]をクリックすると、下図のような[参照設定]ダイアログが表示されます。
参照設定を行う場合、この[参照設定]ダイアログの[参照可能なライブラリファイル]欄で、チェックボックスをOnにするのが一般的な操作です。
[参照設定]ダイアログ-[参照可能なライブラリファイル]欄に、希望するライブラリが表示されていない場合、[参照設定]ダイアログ-[参照]ボタンをクリックして表示される[ファイルの参照]ダイアログで、ファイルを指定します。
Microsoft Forms 2.0 Object Libraryの場合、実体は「FM20.DLL」というファイルなので、[参照設定]ダイアログ-[参照可能なライブラリファイル]欄に表示されていなければ、[ファイルの参照]ダイアログで「FM20.DLL」ファイルを探す必要があります。
フォームを挿入するとMSFormsの参照設定が行われる
・・・というのが教科書的な操作なのですが、Microsoft Forms 2.0 Object Libraryの場合、以下の操作をするほうが、ずっと簡単に参照設定を行うことができます。メニュー[挿入]-[ユーザーフォーム]をクリックして
ユーザーフォームを挿入する
↓
[プロジェクトエクスプローラー]でユーザーフォームを解放する
ユーザーフォームを挿入すると、自動的にMicrosoft Forms 2.0 Object Libraryへの参照設定が行われるのです。
実際にはユーザーフォームを利用しない場合でも一旦フォームを挿入して、その後、そのフォームを削除してしまうのです。[参照設定]ダイアログでがんばって探すよりもはるかに簡単です。
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