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Shape.TypeとShape.AutoShapeTypeの違いを意識しましょう

動作検証バージョン:Windows版PowerPoint(バージョン1905 ビルド11629.20246)

「powerpoint vba msoshapetype 円」
という検索キーワードでアクセスがありました。

PowerPoint VBAのShape.TypeプロパティとShape.AutoShapeTypeプロパティの違いが、まだ明確になってらっしゃらない方による検索でしょう。

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ShapeのTypeとAutoShapeTypeを確認するサンプルマクロ

アクティブプレゼンテーションの先頭に、白紙のスライドを挿入して、図形の円を作成しておいてから以下のSubプロシージャを実行してみてください。
Sub ShapeのTypeとAutoShapeTypeを確認する()
 Dim shp As Shape
 Set shp = ActivePresentation.Slides(1).Shapes(1)
 
 If shp.Type = msoAutoShape Then
  MsgBox "先頭スライド1つ目のShapeの種類は図形(オートシェイプ)です。"
 End If
 
 If shp.AutoShapeType = msoShapeOval Then
  MsgBox "先頭スライド1つ目のShapeの形状は円です。"
 End If
 
End Sub

Shape.TypeはMsoShapeTypeを返しShape.AutoShapeTypeはMsoAutoShapeTypeを返す

Shape.TypeはShapeの種類を表し、

Shape.AutoShapeTypeは形状を表します。

Shape.Typeはオブジェクトブラウザーの詳細ペインに「読み取り専用」と表示されているとおり取得のみ可能で設定はできないのに対し、Shape.AutoShapeTypeは設定もできます。

Shape.TypeはMsoShapeType列挙型に定義されている種類を表す定数を返し、

Shape.AutoShapeTypeはMsoAutoShapeType列挙型に定義されている形状を表す定数を返します。

Shape.TypeとShape.AutoShapeType違いを、意識しましょう。

最終更新日時:2019-07-16 11:55

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