「パワーポイント マクロ 図形の書式 カラーの透明度変更」
という検索で、このサイト・インストラクターのネタ帳へのアクセスがありました。
PowerPointに限らず、Microsoft Officeでは、[図形の書式設定]作業ウィンドウ・[図形の書式設定]ダイアログから、図形の透明度・透過性を変更することができます。
これをマクロで行うには、どんなVBA(Visual Basic for Applications)のコードにすればいいのかを探している方による検索です。
参考になりそうなマクロを2つご紹介しておきます。
選択されている図形の透明度・透過性を変更するマクロと、アクティブスライド上の特定の形状をした図形の透明度・透過性を変更するマクロです。
選択されている図形の透明度・透過性を変更するサンプルマクロ
以下のようなマクロで、選択されている図形の透明度・透過性が50%(0.5)に設定されます。ActiveWindow.Selection.ShapeRange.Fill.Transparency = 0.5
End Sub
SelectionオブジェクトのShapeRangeプロパティで、選択されている全図形を表すShapeRangeコレクションオブジェクトを取得して、その全図形の塗りつぶし書式を表すFillFormatオブジェクトをFillプロパティで取得して、FillFormatオブジェクトのTransparencyプロパティを設定しています。
同じ形状の図形の透明度・透過性を変更するサンプルマクロ
以下のようなマクロで、アクティブスライド上の、楕円形の透明度を50%(0.5)に設定することができます。
Dim shp As Shape For Each shp In ActiveWindow.Selection.SlideRange.Shapes
If shp.AutoShapeType = msoShapeOval Then
shp.Fill.Transparency = 0.5
End If
Next shp
End Sub
アクティブスライド上の全Shapeにループを回して、
For Each shp In ActiveWindow.Selection.SlideRange.Shapes
もし楕円形だったときに、
If shp.AutoShapeType = msoShapeOval Then
そのShapeの、FillFormatオブジェクトのTransparencyプロパティを設定しています。
shp.Fill.Transparency = 0.5
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