動作検証バージョン:64bit Windows10上の32bit版Word(バージョン1909 ビルド12026.20344)
「word vba 表 一列 取得」
「word VBA テーブルの列の取得」
といった検索でのアクセスに気が付きました。
詳細はわかりませんけれど、文書内に存在する表の列を、Word VBAで取得するには、どのようなコードを書けばいいのか探していた方による検索キーワードです。
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表の列を取得するサンプル
アクティブな文書に表を作成しておいて、以下のSubプロシージャを実行すると、表の列を取得した状態を確認できます。
Sub 表の列を取得する()
Dim col As Column
Set col = ActiveDocument.Tables(1).Columns(1)
Stop
End Sub
Dim col As Column
Set col = ActiveDocument.Tables(1).Columns(1)
Stop
End Sub
ローカルウィンドウでオブジェクト変数を確認しましょう
上記のSubプロシージャを実行すると、Stopステートメントで中断モードになりますから、拙著『いちばんやさしいExcel VBAの教本』でも多用しているローカルウィンドウを、メニュー[表示]-[ローカルウィンドウ]から表示してください。
こういった操作はExcel VBAでもWord VBAでも同じです。
上図のようにColumn型で宣言したオブジェクト変数colに、取得した表の列・Columnオブジェクトが格納されている様子を確認できます。
Columnを取得するオブジェクト式
上記のコードを、オブジェクトブラウザーで確認しておきましょう。
Tableオブジェクトに用意されているColumnsプロパティで、
表内のすべての列を表すColumnsコレクションを取得できます。
Columnsコレクションの既定メンバーであるItemメソッドで、
表内の列を表すColumnオブジェクトを取得できます。
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