Home » ワードマクロ・Word VBAの使い方 » 表・テーブル » Word VBAでセルを分割する

動作検証バージョン:64bit Windows 10 Pro + 32bit Wordバージョン2102 ビルド13801.20294 Microsoft Store)

「vba Wordマクロ セル分割」
といった検索でアクセスがありました。

Word VBAで、表内のセルを分割するには、どのようなコードを書けばいいのかを探していた方による検索です。

[スポンサードリンク]

Cell.Splitメソッドでセルを分割する

検索キーワード「vba Wordマクロ セル分割」だけでは、具体的に何を探していたのかわかりませんので、ここでは基本をお伝えしておきます。

セルを分割するには、Cellオブジェクト等に用意されているSplitメソッドを使うのが基本です。

Word上でセル分割の操作を行う場合、上図のような[セルの分割]ダイアログで、列数・行数を指定します。この指定を、Cell.Splitメソッドでは、引数NumColumns・NumRowsを使って行います。

列数を指定してセルを分割するサンプル

実際のコードを確認しましょう。
表の存在するWord文書がアクティブな状態で、以下のSubプロシージャを実行してください。

Sub セルを分割する_NumColumns()
 ActiveDocument.Tables(1).Cell(1, 1).Split NumColumns:=2
End Sub

アクティブ文書の1つ目の表の、1行目1列目のセルが、2列に分割されます。

行数を指定してセルを分割するサンプル

以下のSubプロシージャを実行した場合には、アクティブ文書の1つ目の表の、1行目1列目のセルが、2行に分割されます。

Sub セルを分割する_NumRows()
 ActiveDocument.Tables(1).Cell(1, 1).Split NumRows:=2
End Sub

もちろん、引数NumColumnsとNumRows共に指定することも可能です。

最終更新日時:2021-03-31 06:05

[スポンサードリンク]

Home » ワードマクロ・Word VBAの使い方 » 表・テーブル » Word VBAでセルを分割する

「表・テーブル」の記事一覧

検索


Copyright © インストラクターのネタ帳 All Rights Reserved.

.